女性とは

気持ちの悪い話僕は女性がいないと生きていけない。それは幼少期の女子との付き合い方からのコンプレックスに起因すると思う。

小学校の時は女子と一対一で遊んだりしていたのに、中学生になると全くと言っていいほど関わらなくなってしまった。その理由は周りの女性の変化でもあり、僕自身の根暗が以前にも増して進行してしまったためでもある。とにかくその中学時代の理想と現実とのギャップに苦しめられた僕は、未だにそのダメージを引きずっているのである。

僕自身全く女性と話せないわけではないし、経験がゼロというのでもないのだけれど、だからこそその女性が世界一だと一瞬にして勘違い(でもないのかもしれないし自分にとっては世界一だからそうでもいいのかもしれない)してしまう傾向にあるのだ。いわば女性依存症とでも言おうか。恋愛依存症とも言えるだろう。斜に構えて暮らしていた以前の僕が、最も見下していた人種が今の僕だ。

女性依存症の治し方を調べた。何かに打ち込む、や友人と触れるなどと書かれていたが、そんなものでなくなるのであれば苦労していない。やりたいことはやっているつもりである。しかしやっていても僕の脳裏にそれが浮かんで、自分の創作物に出てくるのは事実で、友人と触れたところで、帰れば静かさの中でまたその女性を思い出すという坩堝にはまってしまっている。

またしばらく次の依存対象を見つけられるまで、当分楽になれそうにない。こんな事を言っている時点で傍迷惑な奴だと思う。